特集コラム

Column 7 阿佐谷七夕祭り

阿佐谷七夕祭り
2015/08/25

第62回「阿佐谷七夕まつり」開催!(2)阿佐谷七夕名物『鉢の木』のかき氷

インターネットで「阿佐谷七夕」と入力すると、その他のキーワードとして上位に表示されるのが「かき氷」という言葉です。

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「阿佐谷七夕まつり」では多くの店がかき氷を扱っていますが、その中でも突出した人気を誇っているのが、「阿佐谷パールセンター」の入り口右手にある、1952年創業の和菓子店『鉢の木 阿佐ヶ谷本店』のかき氷と言えるでしょう。

2015年の「阿佐谷七夕まつり」は8月5日から8日までですが、七夕期間限定かき氷の販売は、6日から8日までの3日間限定ということもあって、インターネットの告知には「12時から販売予定」と書かれていましたが、かき氷待ちの行列が店舗の裏側に当たる中杉通り沿いに伸びてしまい、炎天下のもと熱中症などの心配もあることからか、6日は30分早めの11時30分から、7日は1時間早めの11時から販売開始となりました。

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11時15分前に最後尾につくと、すでに「最後尾」看板よりも数メートル後ろで、最終的には同店「かき氷をお待ちのお客様。当店のかき氷は一つ一つ丁寧に作っているため、場合によっては2時間半以上お待ちいただくことをご了承の上、お並びくださいませ」という貼り紙に書かれていた通り、ほぼ2時間半並ぶこととなったのです。

並んでいる間は、店舗の外壁に貼られた「かき氷の美味しい食べ方」などについて掲示を読んだり、とにかく水分補給です。

そのためには、やはり2人以上で並んだ方が良いでしょう。交替で並んでいるご家族や、途中で仲間の飲み物を買ってきているグループもいました。

そんな『鉢の木』が推奨する「かき氷の美味しい食べ方」は、練乳のかけ方にあり。練乳のボトルは店舗前に何本も並べてあるので、自由に何回でもかけることができます。

ただ、最初にたくさんかけてしまうと氷が崩れてしまうこともあるそうで、実際にかき氷の上の方が崩落してしまい、悲鳴を上げている子どもたちも見かけました。

窓口でかき氷を受け取ったら、最初の2・3口はそのまま食べてみてシロップの風味を楽しみ、その後、甘みが足りなければ、最初は練乳を少なめに試した上で、好みに合わせて何回かに分けてかけながら食べ進むのが『鉢の木』のオススメ。さらに、同店のかき氷は“天使の羽”のようなふんわり感が特長なだけに溶けやすいため、少なくとも上の方は急いでサクサクと食べた方が、その食感を堪能できるようです。

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かき氷の種類は、「宇治抹茶」「いちご味」の2種。

とはいえ、「いちご味」のシロップは、通常の濃いピンク色ではなく、まさにイチゴ色で果肉も入っている『鉢の木』オリジナルです。さらに、+50円で小豆のつぶ餡が追加できます。

意外だったのは、つぶ餡がトッピングしてあるのではなく、カップの氷の中に埋め込まれていたこと。

氷の風味や食感をじっくり味わいたいのであれば、つぶ餡なしで練乳をかけた方が良いかもしれません。逆に、ひんやりとした和菓子的に楽しみたい人には、和菓子店ならではの厳選されたつぶ餡の玉が埋め込まれたタイプがオススメです。

並んで2時間ほど経った頃、ちょうど「阿佐谷パールセンター」の入り口付近まで列が進み、その付近で注文を取り、支払いを済ませます。

支払いを済ませると、小さなパウチされた引換券がわたされ、私は「宇治抹茶」につぶ餡をオプションで付けたので、緑と茶色の2色タイプの引換券でした。入り口付近からは、厨房内でひたすらかき氷を作り続けているスタッフの方の奮闘ぶりが見られます。

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ある程度、カップを回しながら氷を入れると、手作業で形成してシロップをかけ、さらに氷をかけていく…という作業を3回ほど繰り返した後、フィニッシュで氷の上にシロップをたっぷりかけて出来上がり。

およそ、1つにつき5分はかかっていたでしょうか。貼り紙にあった「当店のかき氷は一つ一つ丁寧に作っているため」という一文に偽りはありませんでした。

そして、ついに順番がまわってきて、手わたされたかき氷の高さにビックリ。

細長いスプーンをわたされるのですが、25センチくらいの高さのかき氷を上手にすくう自信がなかったので、上からかぶりつきました。かぶりついても“天使の羽”のようなふんわりとした口あたりは十分に堪能できます。

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「つぶ餡あり」と「なし」で、シロップのかけ方にも違いがあるようです。「つぶ餡あり」の方は、シロップは少なめなので、そこで練乳登場。まろやかな甘さの練乳をかけると、また一味変わります。

行列に並ぶのがきらいな私ではありますが、確かに『鉢の木』のかき氷は一度はチャレンジしても後悔はないと思います。冷たいかき氷なのですが、手づくりの温かみがじんわりと染み入るよう。

そのほか、店頭では、京都一保堂の抹茶粉を使用し、練乳で甘みがつけてある冷たい「抹茶おうす」や、旧盆の期間中でもあるので、七夕名物として「焼き団子」「あんみつ」「麩饅頭」のほか、見た目も涼しげなオリジナル和菓子「きんぎょ」も販売されているので、要チェックです。

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第62回 阿佐谷七夕まつり(3)へつづく

■ 第62回阿佐谷七夕まつり
開催期間:2015年8月5日-8月9日
開催場所:JR阿佐ヶ谷駅周辺11商店会

■ 鉢の木 阿佐ヶ谷本店
http://www.hachinoki.com/
所在地:東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-15-4
TEL:03-3311-6917
営業日:年中無休
営業時間:9:00~20:00 

文・取材 / 丸山美智子
青色申告会

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