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阿佐谷には数多くの名建築が存在しますが、その中でも今回ご紹介する阿佐谷北に存在するKさん方は特筆すべき一軒といえるでしょう。
何故なら、アニメ監督宮崎駿氏をして「声を失わせた」という名建築なのですから。
少し長くなりますが「東京人」の中からその一節をご紹介。
アニメ作家の宮崎駿が、何年も前に、近所に住んでいた。竹垣には薔薇の蔦、敷地内では庭木の群落が背を伸ばし、赤い屋根の住居をすっぽり覆い尽くしている。それは、まるで子ども時代に見た風景そのものだと、宮崎氏は言った。その後、この家を訪れる機会に恵まれた。簡素な白いペンキ塗りのモンをくぐると昭和初期の佇まいが現れた。その懐かしさに彼は声を失った
東京人 2006 1月号増刊「杉並を楽しむ本」 89ページより
いかがでしょうか。
実際訪れてみると、誰もが懐かしさを感じる素敵な佇まいがそこには存在します。
個人住宅ですので、中に入ることは出来ませんが、このような美しく、懐かしさを感じさせる名建築は是非とも長く保存をして欲しいものだと思います。
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