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コメディからシリアスまで、幅広い活躍を見せた女優・岸田今日子の８作品をモーニング上映

4月25日（日）から6月19日（土）まで、ラピュタ阿佐ヶ谷では「昭和の銀幕に輝くヒロイン 第53弾」として女優・岸田今日子にスポットを当てた作品が上映される。

岸田今日子は、父に劇作家の岸田國士、甥に岸田森をもつ演劇一家に生まれ、次世代を担う女優として活躍。晩年は、バラエティ番組にも出演した異色の女優として、シリアスな役から、喜劇にいたるまで卓越した演技力でスクリーンで輝いていた。
そんな彼女の作品から、『男嫌い』や『砂の女』をはじめとした8作品をピックアップ。『男嫌い』では、越路吹雪、淡路恵子、横山道代とともに四姉妹に扮し、男をむしるブルジョワ独身女性を飄々と演じ、コメディエンヌぶりを発揮。また、安部公房の名前を国際的なものにした名作『砂の女』を原作にした同名作品では、砂まみれになりながらの体当たり演技で安部の世界を表現し、大胆かつエロティシズムを発散し話題をよんだ。

どの作品でも、岸田今日子でしか表現できない独特の雰囲気で見るものを虜にした個性は女優ぶりを発揮。連日10:30から行っているモーニングショーで、名だたる巨匠監督に起用された彼女の魅力に気づいてみてはいかが。

昭和の銀幕に輝くヒロイン 第53弾　岸田今日子
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/kishidakyoko/
会場：ラピュタ阿佐ヶ谷
上映スケジュール：4月25日-6月19日　連日10:30より
入場料：一般･･･1200円/シニア・学生･･･1000円/
会員･･･800円/3回券･･･2700円
※水曜サービスデー･･･1000円均一
※詳しい上映スケジュールは、ホームページをご覧ください。